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ブログのドメインを途中で変更したらどうなるの?手順を踏めば問題なし

ブログのドメイン変更

最初に取得したドメインがしっくりこないんですよね…。

ブログのドメインを変更したいんですが、結構大変なことなんでしょうか?

だいぞう

少し手間はかかりますが、便利なツールが色々とあるので半日もあれば十分変更できますよ。

ちゃんと手順さえ踏めば問題なしです。

とりあえずブログを立ち上げたものの、しばらく経ってからドメインを変更したくなる人もいるんじゃないでしょうか?

  • ブログの方向性が固まったから内容に合ったドメインに変更したい
  • 最初に決めたドメインがどうも気に入らないので変更したい
  • 今のドメインがなかなか覚えてもらえず簡単なものに変更したい

などなど、ブログのドメインを変更したくなる理由は様々です。

しかし、

  • ドメイン変更はどれくらい手間がかかるの?
  • ドメイン変更後にSEO的な影響はあるの?

といった心配も多いはず。

実はこのブログも、立ち上げて間もない頃にドメインを変更したことがあります。

そして結論を言えば、

  • 半日程度の作業でドメインの変更ができた
  • ドメイン変更後もキーワードの検索順位などに影響はなかった

ことが筆者の実体験として挙げられます。

ドメインの変更は気軽に行うことではありませんが、どうしても変更したい場合は、手順さえ踏めば問題なく行えます。

ここでは、長年WEBコンサルタントとして様々なブログ立ち上げを手伝い、自身も月間10万PVを超えるブログを運営する筆者が、ブログのドメイン変更のポイントと疑問にお答えします。

この記事の内容
  • ブログのドメインを変更する手順
  • ブログが育った後のドメイン変更は避けるべき
  • ドメインエイジ(経過年齢)の影響は小さい

ブログのドメインを変更する手順

ブログのドメインを変更する手順

ブログのドメイン変更は、3つのステップを踏めば問題なく完了します。

手順は新ドメイン設定→転送設定→Googleの情報更新

ブログのドメインを新しいドメインに変更する手順は、

  1. 新しいドメインを設定する
  2. 旧ドメインから転送設定する
  3. Googleにドメイン変更を伝える

です。

まず新しいドメインの設定ですが

  • 現在のブログに新しいドメインを追加する
  • 新しいサーバーに引っ越して設定する

という2つのパターンが考えられます。

もしあなたが、現在のサーバーに不満がなく、サーバーとの契約も残っている状態なら、今使っているサーバーに2つ目のドメインを追加しましょう。

最初にドメインを取得した時と同様に、同じサーバーにドメインを追加してください。

メジャーなお名前.comとエックスサーバーでの追加方法は以下の記事にまとめています。

ドメインの追加ができたら、ワードプレスなどのブログツールのドメイン設定も行います。

ワードプレスのドメイン設定

ワードプレスでは上記の「設定」で「URL」を変更すれば、新しいドメインでブログにアクセスできるようになります。

もしあなたが、丸ごとブログを新しく作り直したいというのであれば、サーバーとドメインの取得を新たに行います。

旧ブログの内容をコピーして引っ越す場合には、

  • レンタルサーバー会社のブログ引越しツールを使う
  • ワードプレスの拡張機能を使って引越しを行う

などの方法があります。

例えば、エックスサーバー (レンタルサーバーの会社)では、

という機能が用意されていて、ワードプレスからワードプレスへの引越しが簡単にできます。

また使っているサーバーに引越し機能が用意されていなくても、ワードプレスの拡張機能で引越しをすることができます。

All-in-One WP Migration

拡張機能:All-in-One WP Migration

例えば、上記の「All-in-One WP Migration 」などを使えば、簡単にブログの内容をコピーすることができます。

新しいブログのドメインやサーバーの設定ができたら、今度はアドレスの転送設定です。

ここで覚えていただきたいのは、

  • 301リダイレクト

という言葉。

301リダイレクトとは、「ページのアドレスが変わったよ〜」と検索エンジンに伝える機能のことです。

これも色々な方法があるんですが、先ほどのようにワードプレスの拡張機能でも可能です。

Redirection

拡張機能:Redirection

例えば、上記のようなリダイレクトを管理できるワードプレス拡張機能「Redirection(リダイレクション) 」に新しいドメインを入力すれば、サイト全体を301リダイレクトしてくれるようになります。

そして最後が、Googleにドメイン変更を伝えること。

これはGoogleがサイト管理者のために用意している「Google サーチコンソール 」の機能を使います。

サーチコンソールでのドメイン変更情報

引越し前のブログのサーチコンソールを開いて、「設定」>「アドレス変更」と進めば、ドメインを変更する際の通知手順が表示されます。

これでドメインの変更は完了です。

正しい手順を踏めばブログ収益への影響は最小限

ここまで説明した、

  1. 新しいドメインを設定する
  2. 旧ドメインから転送設定する
  3. Googleにドメイン変更を伝える

というステップを踏めば、ドメインの変更は問題なく終わるはず。

なぜこのような手順を踏むかというと、これまで書いたブログ記事の評価を新しいドメインに引き継ぎ、ブログの収益性を維持するためです。

旧ドメインから301リダイレクトで転送設定を行えば、検索エンジンが「アドレスが変更された」ということを認識します。

そうすれば、検索結果に表示されていた旧ブログのアドレスも1〜2ヶ月かけて新しいドメインに置き換わります。

またドメインの変更をGoogleに伝えておけば、インターネット上に同じ内容のコンテンツが同時に存在していたとしても、悪質なコピーコンテンツとして認識されることを避けることができます。

さらにGoogleが旧ドメインから新ドメインにブログの評価を移転してくれます。

これらの結果、新ドメインに変更してもこれまで通り検索結果から読者が訪問し、Googleもこれまでの積み重ねとして新ドメインを評価してくれます。

ブログが育った後のドメイン変更は避けるべき

ブログが育った後のドメイン変更は避けるべき

ブログのアドレスの変更は、まだブログが世間に知られていないうち(訪問者が少ないうち)にすることが理想的です。

なぜなら、将来的に転送設定を解除した時に、旧ドメインの外部リンクがリンク切れになってしまい、一部の訪問経路が失われてしまうからです。

ブログが成長すると外部リンクからの流入が増える

ブログを立ち上げて間もない頃は、アクセス数も少なく、SNSをはじめとした外部からのリンクも少ないため、ドメイン変更の影響はほぼありません。

しかしブログが月に万単位のページビューになってくると話は別です。

その頃には、自分の全然知らないブログから記事にリンクが貼られていたり、SNSで定期的にリンクがシェアされたりと、検索エンジン以外からのブログ流入が徐々に増えてきます。

ドメイン変更後、リダイレクト(転送設定)が有効な期間は、それらの外部リンクも問題なく新ドメインに転送され続けるはず。

通常は数ヶ月ほど旧ブログのドメインやサーバーを維持して、Googleの検索結果から旧ブログの記事が完全に入れ替わるまで待ちます。

しかし問題は、リダイレクトが完了した後です。

リダイレクトをやめた後に収益減の可能性

旧ブログのドメインやサーバーにお金を払うのをやめ、リダイレクト設定を止めてしまえば、昔のドメインでアクセスできなくなってしまいます。

そうなった時に、誰かがどこかのサイトに貼っている旧ブログのリンクからはアクセスできなくなります。

その数が少なければ個別に連絡をして、アドレスの差し替えをお願いしてもいいかもしれません。

しかし外部リンクの数が多ければ多いほど、個別に連絡を取ることは難しくなります。

もしそういった外部リンクがブログへの流入経路として多ければ、そこからのブログ収益を失うことになるかもしれません。

ドメインエイジ(経過年齢)の影響は小さい

ドメインエイジ(経過年齢)の影響は小さい

ドメイン変更でよく挙がるトピックとして、ドメインエイジ(ドメイン経過年数)が短くなることによるSEOのマイナス評価があります。

しかし、コンテンツの質が重視されるこの時代に、ドメインの年数で評価するという時代錯誤な基準が存在するのでしょうか?

ドメインが評価される時代があった

ブログドメインの変更について検索していると、

  • ドメインエイジ(ドメイン経過年数)が浅くなると検索エンジンからの評価が落ちる

というデメリットを挙げているページがあります。

言い換えれば、取得したばかりのドメインはコンテンツ提供の実績がないから評価が低くなる、という理論です。

これは本当なのでしょうか? …「昔は」本当でした。

昔、と言っても2010年代の前半の話です。その頃は、Googleなどの検索エンジンのアルゴリズム(評価プログラム)が今ほど高度ではありませんでした。

そのため、先ほどのドメイン年齢が、「価値のあるホームページ」を評価する1つの要素として存在していました。

しかしこれはGoogleにとって不本意な評価基準でした。

なぜなら、「ドメインが昔から使われている」からと言って、「検索した人に役立つ質の高い記事がある」とは限らないからです。

ブログの価値はドメインではなくコンテンツ

今や世界中のインターネット検索の半分以上を占めているGoogleですが、いつの時代も変わらず「ユーザーの役に立つページを検索結果の上位に表示する」ことを追い求めています。

検索エンジンとしてのGoogleの価値は、

  • 検索したら求めていた情報がすぐに出てくること

です。

当たり前ですが、検索しても上位に役に立たないページが出てきたら、そのうち誰もGoogle検索を使わなくなるでしょう。

だからGoogleは、今でもAIを活用したり時には人力で調査したりと、潤沢な研究予算で理想を追い求めています。

そんなGoogleが「ドメインの使用年数が短い」というだけで、質の良いコンテンツの順位を落とすでしょうか?

おそらくそんなことはしませんし、2010年頃と比べると今ではサイト評価の精度は段違いに向上しています。

だからこそ、ドメインエイジが短くなったことが原因で検索結果が落ちるというのは考えにくいのです。

そんなことよりも重要なのは「コンテンツの質」です。

ブログのドメインを変更したとしても、誰かの役に立つ質の高い記事を書いていれば、確実に収益の上がるブログに成長します。

ブログのドメインを変更する場合のまとめ

今回は、ブログのドメインを変更した場合の手順と注意点について説明しました。

ブログドメインの変更は、

  1. 新しいドメインを設定する
  2. 旧ドメインから転送設定する
  3. Googleにドメイン変更を伝える

というステップを踏めば、大きなトラブルは起きません。

しかしブログが成長し、PV数に占める外部リンクの割合が大きいほど、リダイレクト(転送設定)をやめた時のダメージは大きくなります。

なので、

  • ドメインを変更するならブログのアクセス数が少ないうち

にすることをおすすめします。

またブログが成長した後に、やむを得ない理由でドメインを変更する必要があれば十分な準備が必要です。

早い段階からブログ移転を周知し、流入の大きな外部リンクは地道にアドレス変更をお願いするようにしましょう。

ドメインについては、決め方に関する記事も書いているので、こちらもご参照ください。

ブログのドメイン名の決め方 ブログのドメイン名の決め方:SEOへの影響はあるのか?