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ウェルスナビの評判は?メリット・デメリットをわかりやすく図解

だいぞう

ウェルスナビ(WealthNavi)は、

  • アメリカ株を中心に投資したい
  • 金(ゴールド)もある程度持っておきたい
  • ロボアドバイザー国内最大手に運用を任せたい

という人が選ぶべきロボアドバイザーです。

長期投資の優等生であるアメリカ株にガッツリと投資したいけど、証券口座を開くには抵抗があるような人におすすめです。

おそらく数ある国内のロボアドバイザーの中で、知名度が一番高いのが「ウェルスナビ(WealthNavi) 」なのではないでしょうか?

それもそのはず、2020年8月13日時点で、預かり資産2800億円、口座数32万口座を突破してロボアドバイザーの国内最大手として君臨しています。(プレスリリース記事 

さらにメガバンクのトップである三菱UFJ銀行とも業務提携するなど、安心感と安定感に関しては他のロボアドバイザーの追随を許さない状況です。(プレスリリース記事 

それでも、

  • ウェルスナビの評判ってどうなの?
  • ウェルスナビを始めれば誰でも儲かるの?
  • ウェルスナビはコロナショックの時にはどうなったの?
  • ウェルスナビは確定申告が必要なの?
  • ウェルスナビの手数料ってどれくらいかかるの?
  • ウェルスナビの口座開設に必要なものは?
  • ウェルスナビが倒産した時に預けたお金はどうなるの?

といった疑問もあるはずなので、ぜんぶにお答えします。

ウェルスナビ(WealthNavi)は、他のロボアドよりもアメリカ株の比率が高く金(ゴールド)の保有割合も大きいのが特徴です。そして国内最大手ということもあり、安心感も他のロボアドに勝ります。

ということで、ロボアド投資は初めてだから無難に運用したい、という人にピッタリのロボアドバイザーです。

ウェルスナビで実際に資産運用をしている筆者が、ウェルスナビの特徴やメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

評価のポイント

ロボアドについて解説しているサイトはたくさんありますが、実際に身銭を切って資産運用していないサイトのレビュー内容は信頼性が低いです。

また、公式サイトの売り文句をそのまま書いているようなレビューも信用できません。これは実際に筆者が様々なロボアドバイザーに投資して感じたことです。

大切なあなたのお金のことだからこそ、実際にロボアドを使っている複数のブログを読んで検討することをおすすめします。

ウェルスナビ(WealthNavi)とは?

ウェルスナビ(WealthNavi)公式サイト

ウェルスナビの創業者、柴山 和久(しばやま かずひさ)氏は、

  • 東京大学法学部卒業 → 大蔵省(現、財務省)→ ハーバード大学大学院ロースクール修士号取得 → 米国ニューヨーク州弁護士資格取得 → フランスのINSEADで経営学修士(MBA)取得 → マッキンゼー

といったすごい経歴の持ち主で、お金と法律の知識は文句なしと言っていいでしょう。

しかもかなりの努力家であり、渋谷のプログラミングスクール通って自らもプログラミングを勉強し、資産運用ツールのプロトタイプを作り上げたそうです。

そんな柴山氏が2015年に立ち上げたのが「ウェルスナビ株式会社」です。

きっかけは、アメリカ人の奥様であるアンドレアさんのご両親と、柴山氏のご両親の老後資産に10倍の差があったこと。

これは30年間の資産運用をしたかどうかで生まれた差であり、日本にも「長期・積立・分散」の資産運用を根付かせたいとの気持ちでウェルスナビを始めたとのこと。(参照:ウェルスナビ公式サイト「きっかけは日米の“金融格差”だった 」)

柴山氏のご両親に対する想いがウェルスナビというサービスになって、誰でも気軽に資産運用ができるのは嬉しい限りですよね。

ウェルスナビ(WealthNavi)の概要

運営企業ウェルスナビ株式会社
代表者柴山和久
登録番号関東財務局長(金商)第2884号
正式リリース2016年7月
最低投資金額10万円(ネオモバは1万円〜)
自動積立金額1万円〜
運用手数料(税別)0.9〜1%
自動リバランス機能6ヶ月ごと、または配分比率が5%以上乖離した時
税金最適化機能あり
スマホ専用アプリiPhone(iOS)、Android対応

ウェルスナビ(WealthNavi)の概要は上記のとおり。

あなたの資産を6〜7種類のETF(上場投資信託:株の詰め合わせセット)で自動運用してくれるサービスです。

例えば、そのうちの1つにVTIと呼ばれるETFがありますが、VTIは約3,500種類(⁈)のアメリカ株で構成されています。

つまり、ウェルスナビで資産運用すれば、トータルで数千の株式に分散投資できるということ。

もし特定のETFの比率が変化した時には、ポートフォリオを自動調整する「自動リバランス機能」もあります。

また損失を税負担と相殺して、支払う税金を減らしてくれる「税金最適化機能(DeTAX)」も付いています。

ウェルスナビ公式サイトには、さらに詳しい情報も掲載されています。

ウェルスナビの姉妹サービス:WealthNavi for 〇〇

実はウェルスナビにはたくさんの姉妹サービスが存在しています。

WealthNavi for 〇〇」といった名前がつけられていて、それぞれの提携先ごとに特典や最低投資額も違います。

なお「WealthNavi for 〇〇」は後述する「長期割」が適用されません。長期割が効くのは本家ウェルスナビのみです。

最低投資額:1万円〜

  • WealthNavi for ネオモバ:SBIネオモバイル証券の利用者のみ対象

最低投資額:10万円〜

  • WealthNavi for 住信SBIネット銀行:引出手数料・振込手数料の無料回数が増える
  • WealthNavi for ソニー銀行:振込手数料等の優遇特典あり
  • WealthNavi for JAL:マイルが貯まる
  • WealthNavi for TOKYU POINT:TOKYU POINTが貯まる
  • WealthNavi for ODAKYU:小田急ポイントが貯まる
  • WealthNavi for SBI証券:総合口座から送金できる
  • WealthNavi for イオン銀行:イオン銀行の利用者のみ対象
  • WealthNavi for auじぶん銀行:auじぶん銀行の利用者のみ対象
  • WealthNavi for 横浜銀行:口座振り込みが無料
  • WealthNavi for 東京スター銀行:東京スター銀行の利用者のみ対象
  • WealthNavi for 東京海上日動:確定拠出年金の利用者のみ対象

最低投資額:30万円〜

  • WealthNavi for ANA:マイルが貯まる

ハッキリ言えば、

  • 特典なしの多くの銀行系WealthNaviはメリットが無い

です。

銀行の利用客向けに、銀行名をつけただけのWealthNaviを契約するくらいなら「本家のウェルスナビ 」の方が長期割が効くだけお得です。

でも、あなたがマイルやポイントを貯めているのであれば、マイルやポイント系サービスの選択の余地はあります。

なぜなら、本家の長期割はお金を引き出すごとに長期割が6ヶ月先延ばしになりますが、マイルやポイントは一定の資産評価額を超えていれば付与されるケースがほとんどだからです。

長期割がもらえない分、マイルやポイントになって戻ってくると考えてもいいかもしれません。

ウェルスナビのメリット・デメリット

ウェルスナビ(WealthNavi)特有のメリットは、

  • アメリカ株の比率が他のロボアドバイザーよりも多い
  • 金(ゴールド)の比率が他のロボアドバイザーよりも多い
  • ロボアドバイザー国内最大手の安心感がある

ことです。

特にライバルTHEO(テオ)の3倍の口座数を誇る人気ぶりには安心感があり、とりあえず最大手で運用したい場合には、ウェルスナビがうってつけです。

また人気のアメリカ株の比重が高いのも、米国株投資が気になっている人にとってはメリットと言えるでしょう。

その他のメリット・デメリットについては他のロボアドバイザーと共通で、

  • メリット
    • 投資初心者など知識がなくても資産運用できる
    • 自動積立で資産の長期的な分散投資が簡単にできる
    • 自動で株を売買してくれるから悩まなくて良い
  • デメリット
    • 自分自身で運用するよりも手数料は高くなる

といったことが挙げられます。

ウェルスナビ(WealthNavi)の疑問まとめ

ここからは、多くの人が疑問に思っていることをピンポイントに解説していきます。

ウェルスナビの評判・口コミってどうなの?

ウェルスナビの評判は比較的良い、と言えます。

その裏付けは、ライバルであるTHEO(テオ)よりも後発ながら、預かり資産も口座数も約3倍と国内ロボアド市場ではダントツの成長率を誇っていること。

また創業者の柴山氏はメディアへの露出も多く、考え方や経営方針が消費者に伝わることで、口座開設が増えているようです。

ちなみにTwitterなどのSNSで見られたポジティブな意見は、

  • 「ウェルスナビはほったらかしで自動積立してくれるから楽」
  • 「金(ゴールド)や不動産にも分散投資してくれるので助かる」
  • 「アメリカ株が好調だからかなり含み益が出てる」

といったものが多く見られました。(意訳、複数まとめてます。)

一方で、ネガティブな意見としては

  • 手数料が高い

というのがほとんどです。

手数料については後ほど解説しますが、良い評判についてはウェルスナビというよりもロボアドバイザー全般に言えることで、残念ながら参考になりそうなコメントは見つけられませんでした。

ウェルスナビを始めれば誰でも儲かるの?

ウェルスナビに限らず、すべてのロボアドバイザーに言えることですが、世界経済が成長する限りは長期的に誰でも儲かる、といえます。

ただし、ウェルスナビは他のロボアドバイザーよりも、リーマンショック以降好調なアメリカ株の比率が多いので、他のロボアドバイザーよりもパフォーマンスは良い(儲かっている)と言えます。

ここでの「長期的」というのは10年以上、できれば20年とか30年とかの長期資産運用を指します。そして「儲かる」というのは、銀行でお金を寝かせるよりも増える、ということ。

逆に数ヶ月とか1年とかの短期や、3〜5年の中期であれば、タイミングによっては損します。こちらもウェルスナビというよりは、投資全般に言える話です。

つまり、1年程度の短期で損益を見るなら、完全にあなたの運次第

例として、アメリカ株の代表的な動きを示す「S&P500指数」の過去30年の推移を見てみましょう。(ウェルスナビの「リスク許容度5」のポートフォリオで全体の35%程度を占めています。)

S&P500指数の過去30年の推移

ご覧のとおり、2000年のITバブルや2008年のリーマンショック頃に投資を始めると、短期・中期(1〜5年)の投資では損が出ます。

しかし、20年単位の長期で区切れば、どこを切り取っても儲けが出ます。

仮に2000年のITバブルのピーク時に投資したとしたら、3年後では価値が半分になって大損ですが、20年後なら価値が倍になって大儲けです。

つまりウェルスナビなどのロボアドバイザーは、長く続ければ続けるほど儲かる可能性が高まると言えます。

ウェルスナビはコロナショックの時にはどうなったの?

ウェルスナビは、コロナショックを上手く乗り越えました。

2020年3月末〜4月上旬にかけては短期間だけ元本割れしていますが、早くから積立していればいるほど、含み益に戻るまでの期間も短い傾向にあります。

もちろんウェルスナビを始めたタイミングによっては、大きなマイナスになった人もいるようですが、それでも暴落から半年も経たないうちに回復した人がほとんどのようです。

参考にしていただきたいのは以下の、ウェルスナビが公式に公開している運用実績の記録です。

ウェルスナビのパフォーマンス

ウェルスナビ公式サイト「WealthNaviの運用実績 」より引用(2020年8月)

このグラフの「リスク許容度」というのは、

  • 6つの質問に答えることで診断される運用プラン

のことで、

  • 許容度が高いほど実績の幅が上下に大きく振れる

ことになります。

つまり、リスク許容度5なら、景気の良い時に大きく増えて、景気の悪い時には大きく落ちる、という特徴を持ちます。

このリスク許容度は、誰でも登録なしで診断してもらえるので、以下のページの「無料診断」と書かれているボタンから診断してみてください。

…さて、あなたのリスク許容度はいくつだったでしょうか?

ちなみに筆者は「リスク許容度5」と診断されました。

「リスク許容度5」は先ほどのグラフでは、一番上の紺色の折れ線グラフです。

コロナショックの時に「リスク許容度5」はどうだったかというと、直前までは他の許容度よりも大きな儲けが出ていたので、大暴落してもしっかりと踏みとどまったという印象です。

これを見ると、将来また大暴落が来たとしても時間の経過とともに着実に回復するような気がしますね。

ウェルスナビは確定申告が必要なの?

口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」に設定しておけば、確定申告の必要はありません

「特定口座(源泉徴収あり)」に設定すると、ウェルスナビが株などの売却損益や税金の計算を自動で行ってくれる上に、あなたの代わりに納税まで済ませてくれます。

ちなみにあなたが他の証券会社などで損失が出ていたりすれば、ウェルスナビから送られてくる書類を元に確定申告すれば、損益を通算して税金を抑えることもできます。

ウェルスナビの手数料ってどれくらいかかるの?

ウェルスナビの手数料は、あなたが預けている資産の年率1%(現金部分を除く、税別)に設定されています。あとはETF経費の年率0.09%~0.13%程度が差し引かれます。

それ以外の手数料はすべて無料。口座開設費用、クイック入金手数料、出金手数料、自動積立手数料、売買手数料、為替手数料、為替スプレッド、リバランス費用、解約手数料などは無料となります。

言い換えれば、1%の運用手数料にすべてコミコミといったイメージです。

例えば、あなたがウェルスナビに50万円預けていて、48万円が株に、2万円が現金として運用されていた場合、1年に差し引かれる手数料は4,800円+消費税ということです。

月あたりに換算すると440円程度。ETF経費も月数十円といったところ。

これが高いか安いかについては、このあとさらに詳しく解説します。

ウェルスナビの口座開設に必要なものは?

ウェルスナビの口座開設に必要なものは、

  • 運転免許証&マイナンバー通知カード

あるいは、

  • マイナンバーカード

です。

運転免許証で口座開設したい人は、マイナンバー通知カードも必要です。しかし、マイナンバーカード(通知カードじゃない方)をお持ちの方は、それ1枚で口座開設が可能です。

口座開設は、パソコンとスマホアプリのどちらからでも可能です。

ウェルスナビが倒産した時に預けたお金はどうなるの?

ウェルスナビ株式会社が万が一破綻したとしても、日本投資者保護基金によって一人当たり上限1,000万円までは補填されます。

投資者保護基金

ウェルスナビ公式サイト「WealthNaviの安心・安全への取り組み 」より引用

つまり、1,000万円までならちゃんと返ってくるということ。

ちなみに私たちが預けたお金は、ウェルスナビ自身の会社のお金と完全に分けて管理(分別管理)されていて会社が傾きそうでも手をつけられるといったことはない模様。

さらに現金は、三井住友銀行、みずほ信託銀行、りそな銀行が管理しているとのことのなので、ウェルスナビに万が一のことがあっても、現金はしっかりと守られる仕組みになっているようです。

ウェルスナビの手数料って高いの?安いの?

ウェルスナビの手数料は、

  • 年率0.9〜1%(税別)

です。(競合のTHEOは年率0.65〜1%、楽ラップは固定報酬型で税込み年率0.715%)

結論から言えば、

  • ウェルスナビの手数料は他のロボアドバイザーに比べて少し高い
  • 自分で資産運用できる中級者・上級者は運用手数料が高く感じる
  • 手間とストレスを考えると資産運用の初心者にとっては安い

ということになります。

運用手数料の構成は、以下の通り。

ウェルスナビ(WealthNavi)の手数料

ウェルスナビ公式サイト「手数料 」より引用

ウェルスナビの運用手数料が年率0.9〜1%で、そこに消費税と、ETF(上場投資信託)の運用会社に支払うETF保有コストが加わったものが正味の手数料となります。

ここで注意が必要なのは、

  • 現金を除く預かり資産

ということ。

つまり、ウェルスナビにお金を預けていても、現金のままになっている資金に運用手数料はかからない、ということです。

ちなみに、競合する「THEO(テオ)」や「楽天証券 楽ラップ」では、預けている現金にも運用手数料がかかってくるので、微妙な違いと言えます。

ということでざっくりと手数料をシミュレーションしてみると、

  • 50万円預けて、48万円がETF、2万円が現金で運用

されている場合、

  • 運用手数料:年4,800円(=48万円×1%)
  • 消費税:年480円(=4,800円×10%)
  • ETF保有コスト:年480円(=48万円×約0.1%)

合計 5,760 円/年が50万円の運用に対してかかる計算です。(※簡易的な計算なので実際の手数料とは誤差があります。)

これを月あたりに直せば、月480円ほど。

いわゆる月にコーヒー1杯分の費用です。

1%にすべての面倒が全部コミコミ

さて、この1%が高いのか、それとも安いのか?

筆者は、

  • 資産運用の初心者にとっては安い

と判断します。

なぜなら、

  • 自分で資産運用をするなら手間と心理的ストレスが大きい
  • ETF(株の詰め合わせセット)の取引手数料が含まれている

からです。

まずは手間とストレス。

ETFを自分で売買するなら、証券会社に口座を開き、どのETFをいくつ、どんなタイミングで買うのか、すべて自分で決める必要があります。

さらにETFの価格はリアルタイムに上がったり下がったりするので、購入するタイミングはソワソワします。買った途端に値下がりしようものなら、損した気分になってしまいます。

一方で、ウェルスナビに限らず、ロボアドバイザーは売買の手間は一切ありませんし、値上がり値下がりのストレスも抑えてくれます。(筆者は自分でETFの取引もやってるので、売買のストレスは経験済みです。)

さらにウェルスナビの手数料1%には、

  • 口座開設費用
  • クイック入金手数料
  • 出金手数料
  • 自動積立手数料
  • 売買手数料
  • 為替手数料
  • 為替スプレッド
  • リバランス費用
  • 解約手数料

といったものがすべて含まれています。

ETFは海外で運用されているので、日本円を米ドルに両替する手数料(為替手数料、為替スプレッド)がかかりますが、それも1%の中に含まれています。

ここまでを踏まえると、投資に慣れていない人が資産運用をするコストとしては、1%はぜんぜん高くないと思います。

ちなみにSNSで「手数料が高い」と言っている人の多くが、証券口座を持って自分でETFを取引できる投資中級・上級者のようでした。

これは、レストランの料理を食べて「食材を買って自分の家で作った方が安い!」と言うのと同じ理論なので、聞き流していいレベルだと思います。

ウェルスナビの手数料の長期割

ウェルスナビの料金体系の特徴として「長期割」があります。

これは、ウェルスナビで長く運用するほど、運用手数料が最大0.9%まで割引かれるという仕組み。姉妹サービス「WealthNavi for 〇〇」には適用されません。

言葉で説明するとわかりにくいので、公式サイトから図を引用します。

ウェルスナビ(WealthNavi)の長期割

ウェルスナビ公式サイト「長く続けるほどお得な「長期割」 」より引用

上記のような感じで、

  • 50万円以上の運用なら5年程度
  • 200万円以上の運用なら3年程度

かけて、運用手数料が6ヶ月ごとに下がっていく仕組みになっています。(ただしお金を引き出した場合はその時点から6ヶ月がリセットされます。つまり次の割引が出金の6ヶ月後になるということ。)

これがお得かどうかと言えば…、ぶっちゃけそんなにお得じゃないです。

例えば競合のTHEO(テオ)は、自動積立で50万円以上を運用すれば、手数料は年率0.8%です。

また楽天証券の楽ラップなら、運用金額にかかわらず手数料が年率0.715%(固定報酬型)です。

ということで、ウェルスナビの手数料は、

  • 投資初心者の手間やストレスを考えると高くない
  • 他のロボアドバイザーと比べるとちょっとだけ高い

という結論になります。

ウェルスナビのポートフォリオの特徴

ここからはウェルスナビ(WealthNavi)のポートフォリオについて説明します。

先ほどは「ウェルスナビの運用手数料は競合よりもちょっと高い」という話をしましたが、単純に手数料だけで判断できないのがポートフォリオの面白さです。

むしろ手数料の違いよりももっと重要なのが、ポートフォリオの構成比率の違いです。

ポートフォリオというのは、

  • どんな株をどんな比率で保有しているか

ということ。

これはウェルスナビの6つの質問から診断される「リスク許容度」によって比率が違います。

(まだ自分のリスク許容度をチェックしてない人は「ウェルスナビ(WealthNavi)公式サイト 」の「無料診断」を押せば会員登録なしでチェックできます。)

ウェルスナビのリスク許容度ごとのポートフォリオ

ウェルスナビ公式サイト「WealthNavi の資産運用アルゴリズム(PDFファイル) 」より引用

上の図では、左に行くほど(数字が小さいほど)リスク許容度が低い、つまり冒険せずに安全性重視のポートフォリオになります。

逆に、右に行くほど(数字が大きいほど)リスク許容度が高い、つまり損益の振れ幅が大きいポートフォリオになります。

なお、筆者のリスク許容度は最も高い「5」ですが、その場合のポートフォリオは以下のような状態です(運用1ヶ月時点)。

ウェルスナビ運用実績2020年7月

上記は、筆者が一番最初に10万円を振り込んだ時の結果です。

ここで注目して欲しいのが、それぞれのETF(株の詰め合わせセット)の比率です。(※損益については開始1ヶ月の短期的な結果なので省略。)

筆者の「リスク許容度5」のポートフォリオをざっくり書き出すと、

  • アメリカ株のETF:35%
  • 日本とヨーロッパ株のETF:32%
  • 中国を中心とした新興国株のETF:14%
  • アメリカの債券:5%
  • 金(ゴールド):8%
  • 不動産:5%
  • 現金:残り

です。

先ほどのウェルスナビが公開しているリスク許容度5のグラフともほぼ一致しますね。

これを他のロボアドバイザーのリスク許容度の高いプランと比較すると、

  • THEO(テオ)よりもアメリカ株、中国株、金(ゴールド)が多く債券は少ない
  • 楽ラップよりも日本株が少なく、アメリカ株は同じくらい

といった傾向があります。(ちなみにTHEOは261パターンもあり、参考までに筆者の「値上がり益重視」のポートフォリオと比較した場合です。)

つまりどの株をどれだけ持っているかはロボアドバイザーごとにぜんぜん違うということ。

ちなみにここ数年は、アメリカ株と金(ゴールド)の値上がりはすごいです。

だからウェルスナビのパフォーマンスも好調です。

先ほどのリスク許容度のグラフを見ても、低い許容度でもアメリカ株と金(ゴールド)の割合がそれなりにあるので、すべての許容度で値上がりの恩恵を受けていることが想像できます。

まずは過去5年のアメリカ株の値動きがわかる、S&P500指数の動きを見てみましょう。

S&P500指数の過去5年の推移

景気の波によって短期では上下するものの、基本的には右肩上がり。

5年間で資産が1.7倍程度増えることになります。

そしてもう一つ見たいのが金(ゴールド)の過去5年の推移です。

金先物の過去5年推移

こちらは5年で2倍近く値上がりしています。

このような傾向が続く限りは、アメリカ株と金(ゴールド)を他のロボアドバイザーよりも多く保有するウェルスナビにとって有利です。

ウェルスナビは定期的に「リバランス(増えた株を売って別の株に振り分けること)」も行ってくれるので、その他の日本・ヨーロッパ・中国・不動産といった株の増加にも貢献してくれます。

そのため、今後もアメリカ株と金(ゴールド)に長期的な投資を行いたい、と思っている人にはウェルスナビがおすすめです。

ウェルスナビの口座開設までの流れ

口座開設から資産運用まで流れは、

  1. サイトかアプリで申し込みをする
  2. ウェルスナビから簡易書留が送られてくる
  3. ウェルスナビにお金を振り込む
  4. 資産運用開始

といった感じ。

パソコンからでもウェルスナビのスマホアプリからでも、数分で簡単に申し込みができます。

申し込みに必要な身分証明書のパターンは、「免許証+マイナンバー通知カード」あるいは「マイナンバーカード」のどちらか。

写真をアップロードする必要があるので、スマホアプリの方が楽かもしれません。

申し込みから口座開設まで5日&運用開始まで8日

ウェルスナビの口座は、5日程度で開設することができました。

筆者の場合は、日曜日の夜に申し込んで、簡易書留を受け取ったのが次の金曜日。そして入金して運用が開始されるまでに3日かかりました。

なので、

  • 口座開設まで5日
  • 運用開始まで8日

というイメージです。

あくまで筆者のケースなので、混雑のタイミングによっては日数が前後するかもしれません。

すぐに入金しなくても大丈夫だけど早めがオススメ

もしかしたら、

  • 「口座開設したらすぐに10万円を振り込まなければならないのでは?」

と思っている人も多いかもしれません。

しかし実際は、

  • 口座開設後に自分の好きなタイミングで入金できる

のです。

そのため、

  • ボーナス(賞与)の前に余裕を持って口座開設して、ボーナスが出たタイミングですぐに入金して資産運用を開始する

ということが可能です。

筆者もとりあえず口座を開設したものの、しばらくバタバタしていたので入金できなかったのですが何も問題ありませんでした。

またページ前半の「ウェルスナビを始めれば誰でも儲かるの?」や「コロナショックの時にはどうなったの?」という質問で解説したように、

  • 長期資産運用は早く始めるほど利益が出る可能性が高い
  • 資産運用を早く始めておけば大暴落がきてもダメージが小さい

という性質があります。

実際に運用実績を見ても、運用から4年が経過している場合はコロナショックもかすり傷で済んでいます。

そのため、入金のタイミングは生活で無理のない時で大丈夫ですが、将来の資産形成に備えるには出来るだけ早く自動積立をスタートさせることがオススメです。

ウェルスナビ(WealthNavi)のキャンペーン

現在やっているキャンペーンは、

  • 2020年8月8日(土)〜9月30日(水):サービス公開4周年記念キャンペーン

です。

ウェルスナビサービス公開4周年記念キャンペーン

キャンペーン期間中に30万円以上ご入金した方に、ご入金額に応じて最大5万円をプレゼントします。」ということで、

  • 口座開設
  • ログイン後にキャンペーンエントリー

が条件になっています。

口座開設もエントリーも無料でできるので、とりあえずエントリーだけしておく、というのもアリです。

ちなみに口座開設には1週間程度かかるので、気になるならすぐに口座開設申し込みをしましょう。

筆者自腹のウェルスナビの運用実績解説

別の記事では、筆者が自腹で運用しているウェルスナビの実績を公開しています。

他のブログでありがちな「単に増えた減った言ってるだけの記事」ではなく、パフォーマンスに寄与したETFの変動の理由を分析しています。

ウェルスナビを使っている人も、そうでない人もぜひご覧ください。

ウェルスナビ(WealthNavi)まとめ

今回はウェルスナビ(WealthNavi)について情報をまとめました。

ウェルスナビのポイントは、

  • アメリカ株の比率が他のロボアドバイザーよりも多い
  • 金(ゴールド)の比率が他のロボアドバイザーよりも多い
  • ロボアドバイザー国内最大手の安心感がある

ことです。

また、

  • 運用手数料は他のロボアドに比べて少し高い

ですが、

  • 米国株と金によるパフォーマンスへの評判は良い

と言えます。

筆者のオススメ度は「No.1」です。

理由は、

  • なんだかんだ言ってアメリカは国家として強いしハイテク企業がバケモノ揃い
  • コロナショックで各国のマネーサプライが増えているので金価格は長期的に上がりそう
  • 今後伸びそうな中国のハイテク株を含む新興国株をそれなりに保有していて安心
  • 人口が減少傾向で経済活動もパッとしない日本株は少なめ

だからです。

でも、あくまで個人的な意見なので、他のブログの意見も参考に比較検討してくださいね。

それで心が決まったら、思い立ったが吉日

早めに長期資産運用を開始しましょう!

  • 老後資金の資産形成
  • 生活費の足し
  • 早期リタイヤ
  • 遊ぶ金欲しさ

などなど理由は人それぞれですが、銀行にお金を寝かしてるだけだともったいないので、今すぐ行動です!