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ロボアドバイザー3社の運用実績を公開【2020年8月度】米国株続伸と日本株回復

ロボアド運用実績2020年8月

だいぞう

2020年8月のロボアドバイザー大手3社の運用実績を公開します。

今月は、前回に引き続きアメリカ株が続伸し、3つのロボアドすべてに恩恵がありました。

前月の実績ロボアドバイザー3社の運用実績を公開【2020年7月度】ゴールド高騰

も、併せてご覧ください。

2020年8月の結果は以下のとおり。

ロボアド累計投資額評価額増減
WealthNavi110,000円114,743円+4.31%
THEO(テオ)110,000円113,070円+2.79%
楽ラップ20,000円20,582円+2.91%

筆者が投資している3種類の大手ロボアドバイザーは、すべてがプラスの結果に

それぞれのポートフォリオは、

  • ウェルスナビ:リスク許容度5
  • THEO(テオ):値上がり益重視
  • 楽ラップ:かなり積極的:TVTなし(1000500)

となっています。

3つのロボアドは、同じタイミングで各サービスの最低投資金額から運用スタートしているので、実際にみなさんが運用した場合のイメージをつかんでもらえると思います。

ということで、2020年8月は新型コロナウイルスの世界の感染者合計はピークアウトし、日本では安倍総理が辞任したのが印象的な出来事でした。

世界中に分散投資できるロボアドバイザーの運用成績にはどのような影響があったのか、わかりやすく解説します。

だいぞう

このブログでは、単純に増えた減っただけでなく、資産が増減した理由も解説します。

ロボアドバイザーで資産運用をしている方もそうでない方も、ぜひ読んでいってくださいね。

この記事の内容
  • アメリカのハイテク株はロボアド3社すべてで好調
  • 金(ゴールド)は大暴騰・大暴落で結果横ばい
  • 日本株回復の恩恵は楽ラップの実績にプラスに作用

アメリカのハイテク株はロボアド3社すべてで好調

2020年8月は、先月に引き続きアメリカのハイテク株が好調でした。

ハイテク株はGAFA(ガーファ)

  • Google(Alphabet)
  • Apple
  • Facebook
  • Amazon

の代表格であるアップル社は、8月だけで驚異の18.41%の値上がり

AAPLの推移2020年8月
8月に株式分割の発表があり、分割後の値上がりを期待する買いで8月の後半にかけて株価が暴騰しました。

しかしそういったイベントが無い他のGAFA株でも、株価は順調に推移しています。

まず、ウェルスナビ(WealthNavi)ポートフォリオの35%を占めている(※リスク許容度5の場合)のが、バンガード社の運用するアメリカ株のETFである「VTI」こと「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 」。

米国株(VTI)の推移2020年8月

8月は6.06%のプラスで、ウェルスナビの資産を引き揚げてくれました。

THEO(テオ)のポートフォリオでGAFA株が含まれているのは、ステート・ストリート社の運用するアメリカ成長株のETFである「SPYG」こと「SPDR®ポートフォリオS&P500®グロース株式ETF 」。

米国成長株(SPYG)の推移2020年8月

こちらは8.42%と大幅増ですが、SPYGはTHEO(テオ)のポートフォリオに15%ほどしか含まれていないので、押上効果は限定的です。

楽ラップのポートフォリオでGAFA株が含まれているのは、ステートストリート社が運用する先進国株の投資信託「【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 」です。

MSCIコクサイ指数の推移2020年8月

(上記は連動している「MSCIコクサイ・インデックス」の推移です。)

こちらは7.14%の伸びで、楽ラップのポートフォリオで40%を占めているので影響は大きめ。

ということでまとめると、

  • ハイテク株続伸の恩恵はすべてのロボアドにあったが、配分比率の大きいウェルスナビと楽ラップは特に影響が大きかった

ということになります。

金(ゴールド)は大暴騰・大暴落で結果横ばい

前回は金銀プラチナといった貴金属類の価格が暴騰し、ポーフォリオに金(ゴールド)を組み込んでいたウェルスナビTHEO(テオ)はその恩恵を受けました。

そして2020年8月の金(ゴールド)はどうだったかと言うと、月初に暴騰、そして暴落と、不安定な相場を繰り返しながら結果的にプラスマイナスゼロのような動きでした。

ウェルスナビ(WealthNavi)では、ステートストリート社の運用する金(ゴールド)の値動きと連動しているETF「GLD」こと「SPDR® ゴールド・シェア 」が、ポートフォリオに8%ほど組み込まれています。

金(GLD)の推移2020年8月

こちらは、ほぼ横ばい

そして、THEO(テオ)では、ブラックロック社が運用する金(ゴールド)の価格と連動したETF「IAU」こと「iシェアーズ ゴールド・トラスト 」が、ポートフォリオに4%程度含まれいてます。

金(IAU)の推移2020年8月

こちらもほぼ横ばい、ということでいずれのロボアドバイザーも、7月の値上がり分を維持しつつ次につなげる結果となりました。

ちなみに楽ラップは金(ゴールド)がポートフォリオに含まれませんが、楽天証券の「純金プラチナ積立」のサービスを併用すれば、資産の分散を実現することができます。

日本株回復の恩恵は楽ラップの実績にプラスに作用

前回は楽ラップが日本株暴落のダメージを一番大きく受けました。

理由は楽ラップの日本株比率の高さです。

それぞれの日本株の割合は、

  • 楽ラップ「かなり積極型TVTなし」:約30%
  • ウェルスナビ「リスク許容度5」:約7%
  • THEO「値上がり益重視」: 約4%

と、楽ラップが突出して高いことがわかります。

そして2020年8月は、日本株が大きく回復しました。

楽ラップの日本株は、ステートストリート社が運用する日本株の投資信託「【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 」で運用されています。

こちらは、TOPIX(東証株価指数)と連動した投資信託なので、TOPIXのチャートを参照。

TOPIXの推移2020年8月

TOPIXは、6.22%の値上がりを見せました。

この値上がりに特に貢献したセクターは、

  • 自動車・輸送機
  • 銀行業
  • 機械

の3つ。

自動車は、2020年第一四半期で営業黒字を確保したトヨタ自動車が暴騰。

銀行業は国債10年利回りが上昇し、全体的にプラス。

そして、機械は在宅ワーク需要を取り込んで、エアコンが売れまくったダイキン工業が値上がりです。

詳しい株価の動きは、以下の記事からご覧ください。

ロボアドバイザー運用実績公開2020年8月まとめ

2020年8月をまとめると、

  • ハイテク株の続伸はすべてのロボアドにプラス
  • 金(ゴールド)価格は維持
  • 日本株回復は楽ラップに影響大

でした。

現在のアメリカ株が力強く伸びている場面では、ウェルスナビ>楽ラップ>THEOの順で資産を伸ばしています。

しかし、今後もこの流れが続くのかは疑問が残るところ。

2020年9月のアメリカ株や金(ゴールド)価格の動きには、引き続き注目していきたいと思います。

なお今回ご紹介した3つのロボアドバイザーについては、個別に分析して別の記事にまとめているので、そちらもぜひご覧ください。