ステークホルダー(すてーく-ほるだー)

要するに…

ステークホルダーとは、その企業の利害関係者のことです。顧客や株主だけでなく、従業員・取引先・地域コミュニティ・公的機関なども含まれます。

ステークホルダーを考える

その企業にちょっとでも繋がりがある立場の人は、ほとんどがステークホルダーと呼んで間違いありません。

時代の変化とともに企業の社会的役割や責任が増えてきて、色々な方向を見ながらビジネスをしなければならなくなりました。逆に言えばどんなビジネスでも、色々な人たちに支えられて成り立っています。だからこそ、自分たちや株主のことだけではなく他の関係者のことも考えなければなりません。

戦略に活かす

「ステークホルダー」の考え方を戦略に活かすとしたら、マーケティングが挙げられます。提供された商品やサービスは、顧客だけに影響を与えるわけではありません。

その商品やサービスを売ってくれる、顧客接点にいる人、宣伝する人、顧客の家族などなど、見落としがちだけどとても重要なステークホルダーの人たちがいます。マーケティングでは、顧客のことだけに目がいきがちです。しかし少し視野を広げて、ステークホルダーのことも考えてみると、新たな別の価値が発見できるかもしれません。

英単語の意味

辞書を引くとステークホルダー(stakeholder)という言葉は、元々は2つの言葉が合体したものです。

  • ステーク(stake):「地面に突き刺した棒」「磔(はりつけ)の柱」→転じて「火あぶりの刑」→転じて「賭け金」「利害」「ステーキ」
  • ホルダー(holder):「持ち主」「保管者」

これらを合わせてステークホルダー(stakeholder)という言葉が生まれました。元々の意味で言えば、その会社に賭けた(出資した)お金の持ち主、ということで株主がいちばん近い意味になりそうですね。会社と株主の利害は、もっとも一致しています。

そこから意味が広がって、現在では顧客・従業員・取引先などの利害関係が少しでもある対象は全部ひっくるめて「ステークホルダー」と呼ばれています。