相互作用
相互作用とは、
- お互いに原因にも結果にもなる
という相関関係です。
これは起こるタイミング次第で、立場の変わる「因果関係」です。
図で表すと、下記のような関係になります。
上の図で言えば、
- 出来事Aが先に起こると、結果として出来事Bが起こる
- 出来事Bが先に起こると、結果として出来事Aが起こる
ことの両方が考えられる状態です。
これは、
- 好循環
- 悪循環
な出来事を想像すると、イメージしやすいかもしれません。
例えばある職場で、
- 労働環境の良さ
- スタッフの定着率
に「相関関係」があるとします。
好循環では、
- 労働環境が良ければスタッフの定着率が高まる
- スタッフが定着率が高ければ労働環境も悪化しにくい
などの因果関係が考えられます。
逆に悪循環では、
- 労働環境が悪くなればスタッフの定着率が下がる
- スタッフの定着率が低ければ人手不足で労働環境が悪くなる
などの因果関係が考えられます。