自動販売機オペレーターのビジネスモデル図解:専業・兼業・オーナーの違い

自販機オペレーターのビジネスモデルまとめ

最後に改めて、自販機オペレーターのビジネスモデルの全体を眺めてみましょう。

自動販売機オペレーターのビジネスモデル

自販機オペレーターのビジネスモデルのポイントは、

  • 設置ロケーションの新規開拓
  • 自販機利用者の減少
  • ルートセールス(自販機の管理スタッフ)の確保
  • 設置報酬から利便性への価値の変化

の4つでした。

大きな問題としては、設置可能なロケーションが飽和してきていることと、自動販売機の利用者が減少し続けていることの2つが挙げられます。

さらにビジネス環境の変化として、コンビニなどの普及で屋外の自動販売機の採算が合わなくなってきており、収益性の低いロケーションは撤退に迫られています。

また、法人などのロケーションオーナーは、従業員の福利厚生の面なども意識しており、飲料が買えること以外の新しい価値を求めるようになっています。

今後も自動販売機オペレーターにとっては厳しい時代が続く事が予想されるため、創意工夫によって新しい価値を提供し、時代に合わせてビジネスモデルを変化させることが重要です。

…ということで、サントリーの法人向けサービス「社長のおごり自販機」と「ボスマート」について、開発者の森さんにインタビューした記事も公開しています。こちらも併せてご覧ください。

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