PPM分析:生まれ変わる負け犬
努力もむなしく「負け犬」になってしまった事業は、新しい命として生まれ変わります。
「負け犬」事業は、
- 市場シェアが低いため売上高が小さい
- 生産効率が悪いため利益が出にくい
- 投資したとしても市場が成長していないので回収できない
ため、どうしようもできない状態にあります。
そんなときには、
- 事業を解散して資金などの経営資源を「問題児」事業にまわす
- 事業を競合に売却して売却資金を「問題児」事業にまわす
などの選択肢があります。
つまり「負け犬」事業は精算する事で、新しい事業の一部として生まれ変わることができるのです。
事業から撤退するのは経営者にとって厳しい決断ですが、早ければ早いほど、そして事業価値が残っていればいるほど、撤退後に手元に残る資金は多くなります。