PPM分析での経営資源と資金の流れ:3つの分析パターン

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの分析パターン

PPM分析:生まれ変わる負け犬

努力もむなしく「負け犬」になってしまった事業は、新しい命として生まれ変わります。

PPMの資金の流れ:生まれ変わる負け犬

負け犬」事業は、

  • 市場シェアが低いため売上高が小さい
  • 生産効率が悪いため利益が出にくい
  • 投資したとしても市場が成長していないので回収できない

ため、どうしようもできない状態にあります。

そんなときには、

  • 事業を解散して資金などの経営資源を「問題児」事業にまわす
  • 事業を競合に売却して売却資金を「問題児」事業にまわす

などの選択肢があります。

つまり「負け犬」事業は精算する事で、新しい事業の一部として生まれ変わることができるのです。

事業から撤退するのは経営者にとって厳しい決断ですが、早ければ早いほど、そして事業価値が残っていればいるほど、撤退後に手元に残る資金は多くなります。

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