マーケットインとプロダクトアウトの違いとは?図解で解説

マーケットインとプロダクトアウト

マーケットイン&プロダクトアウトまとめ

今回は「マーケットイン」および「プロダクトアウト」の違いについてご紹介しました。

それぞれ、

  • マーケットイン:消費者のニーズウォンツを起点にマーケティングを行う方法
  • プロダクトアウト:作り手の技術などのシーズを起点にマーケティングを行う方法

という意味ですが、どちらもメリットデメリットが存在しています。

そのため、どちらか一方に偏りすぎることなく、場面や状況によってバランスよく使い分けたり、併用することも重要です。

マーケットインってどういう意味?

マーケットインとは、

  • 消費者のニーズやウォンツに基づいたマーケティングを行う方法

のことです。

  • ニーズ(Needs):消費者が持つ課題の解決や目的を達成する必要性
  • ウォンツ(Wants):課題や目的を解決するための具体的な手段に対する欲求

マーケットインの特徴は、

  • マーケティング調査が起点になる
  • 消費者の声を製品に反映する
  • 市場の成長期に効果的
  • 競合他者と同質化しやすい

などが挙げられます。

プロダクトアウトってどんな意味?

プロダクトアウトとは、

  • 作り手の技術やシーズを起点にしてマーケティングを行う方法

のことで、「マーケットイン」という言葉の後に生まれました。

プロダクトアウトの特徴としては、

  • 研究開発(R&D)が起点になる
  • 独自の技術を製品に反映する
  • 導入期や成熟期に効果的
  • 競合他社と差別化しやすい

などが挙げられます。

関連書籍

最強の商品開発

最強の商品開発

M. ラマヌジャム, G. タッケ
2,860円(05/05 10:58時点)
Amazonの情報を掲載しています
実戦 商品開発マーケティング戦略

実戦 商品開発マーケティング戦略

佐藤 義典
1,760円(05/05 12:45時点)
Amazonの情報を掲載しています
1 2 3 4