購買決定
消費者は製品やサービスの評価を完了したら、いよいよ「購買決定」の段階に移ります。
これは、
- ウォンツがデマンドに変化するタイミング
とも言い換えることができます。
例えば「パソコンが欲しい!」というウォンツが、「A社の〇〇というパソコンを買うぞ!」というデマンドに変化するのが「購買決定」です。
デマンドとは、
- 消費者の支払い能力が伴う特定の商品やサービスへの需要
のことで、消費者が「特定の商品」に対して「支払い能力の壁」を越えた状態のことです。
消費者は複数の選択肢から購買の対象となる製品やサービスを絞り込み、支払い能力の壁を越えることができることがわかれば、最も評価の高いものに対して購買の意思決定をします。
しかし何をもって「最も評価が高い」のかは、消費者によって違います。この違いをヒューリスティック(発見的手法:複雑な物事をシンプルな基準で判断する方法)の視点から説明したのが「消費者の選択ヒューリスティックモデル」です。