包括的マーケティング志向(ホリスティック・マーケティング・コンセプト)
包括的マーケティング志向(ホリスティック・マーケティング・コンセプト)とは、
- 消費者だけでなく「全てが重要」である
という視点から、
- 利害関係者と長期的な関係を保つ
- みんなでWin-Winの関係を築く
- マーケティング活動全体を連携させる
といったことに経営資源を集中させる考え方です。
包括的マーケティング志向は、先ほど説明したマーケティング志向がさらに発展したもので、顧客に加えて、
- 従業員
- パートナー(供給業者、協力企業、協力団体など)
- 財務メンバー(株主、投資家、銀行など)
- 社会
などの環境を取り巻く利害関係者全てに対して、マーケティング活動を行います。
ホリスティック・マーケティングは、
- リレーションシップ・マーケティング
- インターナル・マーケティング
- 統合型マーケティング
- 社会的責任マーケティング
という4つの要素から構成されますが、社会的責任マーケティングだけを取り出して、
- 社会志向(ソサイエタル・マーケティング・コンセプト)
などと呼ばれることもあります。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。