MECEを使った分析フレームワーク 10選

MECEフレームワーク

尺度のMECEフレームワーク

MECEの尺度

PPM分析

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)分析は、その会社が保有する事業や製品を俯瞰することで、資金などの経営資源を分配するためのフレームワークです。

このPPM分析のバブルチャートは、

  • 市場成長率
  • 相対的市場シェア

という2つの尺度から構成されています。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

さらにその尺度の任意の点でバブルチャートを4つのエリアに「分割」して、「花形」「金のなる木」「負け犬」「問題児」の4つに分けています。

このように、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントのバブルチャートは、「尺度 × 尺度」と「分割」のMECEの複合技を使ったフレームワークと言えます。

さらに詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。

プロセスのMECEフレームワーク

MECEのプロセス

VRIO分析

VRIO分析とは、「経済価値」「希少性」「模倣困難性」「組織」に関する4つの問いに順番に答えることで、その経営資源が強みなのか弱みなのか判別するフレームワークです。

このフレームワークでは、4つの質問というプロセスを順番に答えていく形式になっています。

VRIO分析フローチャート

バリューチェーン分析

バリューチェーン分析は、価値がどのように提供されるのか、自社と競合他社を比較するためのフレームワークです。

後述する「バリューチェーン」というフレームワークの「主活動」を抜き出したもので、一連の活動がプロセスとしてグループ化されています。

コアコンピタンス分析

コアコンピタンス分析は、自社の事業や製品の元となっている技術力である「コア・コンピタンス」を特定するための分析フレームワークです。

コアコンピタンス分析:技術のグループ化

コアコンピタンス分析では、コアコンピタンスを発見するために、

  1. 最終製品
  2. コア製品
  3. コンピタンス

という順番で分析を行います。

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